有報全部読むノート
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利益+17.6%でも、中国関連株をまとめて見直せない理由
ファナックの2026年4〜6月期の中国売上は693億円、前年同期比30.0%増でした。ところが同じ中国で、1〜7月の不動産開発投資は19.2%減っています。
海外売上は2割、利益は46%――TONEの工具はなぜ高採算なのか
TONEの2026年5月期の海外売上は15.88億円、全社の20.2%です。ところが海外セグメント利益は6.31億円で、全社利益の46.2%を稼ぎました。利益率は39.7%。国内の11.7%とは大きく違います。
15兆円超の介入でも円が戻る――円安メリット株をそのまま信じてよいのか
「15兆円を超える円買いが入ったのに、なぜまた1ドル160円台なのでしょうか」。8月29日未明の為替を見て、そう感じた方は多いはずです。
承認は大きい。でも武田の利益は「76.9%」では決まりません
武田薬品工業は、日本に本社を置き、消化器、希少疾患、血漿分画製剤、がん、神経領域などで世界販売する大手製薬会社です。2026年3月期の売上収益は4兆5,057億円。今回のMIMRYLOは、同社が自社で発見した薬ではなく、米Protagon…
BASEの340円TOB、応募すれば全部売れる? 答えは「上限20%なので分かりません」
BASEは、個人や小さなチームがネットショップを開ける「BASE」、オンライン決済の「PAY.JP」、将来の売上債権を使った資金提供「YELL BANK」などを運営する会社です。2025年12月期の売上高は207.29億円、営業利益は16…
従業員は13人減、売上は15%増――東海ソフトは「人月商売」を抜けたのか
東海ソフトの連結従業員は、2025年5月末の808人から2026年5月末の795人へ13人減りました。それでも売上高は106.80億円から122.85億円へ15.0%増えています。1人あたり売上は私の試算で1,322万円から1,545万円…
米半導体関税、日本株は全部悪材料なのか
NVIDIAの好決算で半導体株が上がった翌日、「米国が半導体関税を広げる」という報道が出ました。半導体だけでなく、パソコン、ゲーム機、データセンター向けサーバーまで対象にする案が検討されているという内容です。
好材料の直後に20億ドル調達――Modernaの下落は弱気サインなのでしょうか
Modernaは、mRNAを使ったワクチンや治療薬を開発・販売する米国のバイオ医薬品会社です。感染症ワクチンで商業収入を持つ一方、現在はMerckと個別化mRNAがん治療「intismeran autogene」を共同開発しています。20…
売上減なのにGap株は時間外16%高――衣料小売で見るべき4つの数字
Gap Inc.は、Old Navy、Gap、Banana Republic、Athletaを展開する米国最大の衣料専門店企業です。約35カ国に約3,500店を持ち、実店舗に加えてオンラインが売上高の35%を占めます。日本の投資家には、北…
建築確認は116件減、営業利益は2.4倍――ERIの法改正利益は続くのか
ERIホールディングスの建築確認件数は、2026年5月期に6万8,867件でした。前期より116件減っています。ところが建築確認の売上は35.63億円から47.02億円へ31.9%増え、全社の営業利益は20.45億円から49.43億円へ2…
NVIDIA売上2倍でも、AI半導体株を一括で見てはいけない理由
NVIDIAの決算を見て、「日本の半導体株も全部上がるのでは」と考えた方は多いかもしれません。ところが今回、決算発表直後のNVIDIA株は時間外でいったん約1%下げ、その後の説明会を受けて4%超高へ反転しました。同じ決算なのに、なぜ評価が…
卸電力50円で電力株は上がる?答えは「発電余力と買い越し次第」です
8月26日受渡しの日本卸電力取引所(JEPX)で、点灯帯のシステムプライスが1kWh当たり50.01円を付けました。電気新聞によると今夏最高です。ところがJEPX公式の日平均は25.73円。50.01円は1日中の価格ではなく、需要が集中し…
国債費36.6兆円なら、銀行株は素直に追い風なのでしょうか
「長期金利が上がるなら、銀行は利ざやが広がって儲かる」。銀行株を見ていると、そう考えたくなります。
営業利益6.22億円はどこへ消える? GameWithの黒字転換を分解する
GameWithは2026年5月期に営業黒字へ戻りました。しかし、全社の営業利益1.01億円に対し、メディア事業だけなら6.22億円を稼いでいます。差は5.21億円です。
制裁強化なのに原油安――資源株と航空株は、何を見分ければいい?
「イランへの制裁が強まれば、原油は上がる」。そう考えたくなるニュースの翌日に、相場は逆へ動きました。
DICK'S株30.68%安は「米消費崩壊」なのか――答えはFoot Lockerの売り方にあります
米国のスポーツ用品大手DICK'S Sporting Goodsの株価が、8月25日に終値ベースで30.68%下落しました。前日終値179.33ドルから124.31ドルへの急落です(Swingfolio)。この数字だけを見ると、「米国の消…
カナダ車50%関税で、トヨタとホンダは同じだけ危ないのでしょうか
8月25日の東京市場で、トヨタ自動車は前日比1.37%安、ホンダは2.92%安となりました。きっかけは、米国がカナダ産の自動車・部品への関税を2027年1月から50%へ引き上げるというニュースです。
営業利益42.7%減でも強いのか――ハニーズ「低価格で利益を残す力」を読む
ハニーズホールディングスの営業利益は、2024年5月期の80.59億円から2026年5月期の46.19億円へ、2年で42.7%減りました。それでも2026年5月期の営業利益率は8.2%です。比較可能な2025年5月期の10.2%は、小売業…
自動車保険5%値上げでSOMPOはすぐ増益? 答えは「修理単価7.9%」にあります
「また自動車保険が上がるのか」と感じた方は多いのではないでしょうか。損保ジャパンが2027年1月から任意自動車保険料を平均約5%引き上げる方針だと、8月24日に共同通信や日本経済新聞が報じました。
レアアース関連株は一括りにしない――対日輸出52%減で先に見るべき利益はどこか
レアアース関連株が動いています。8月24日には南鳥島沖の採鉱技術に関わる東洋エンジニアリングが7.2%高、古河機械金属が5.05%高でした。ところが翌25日、レアアースの分離精製と磁石製造を実際に手掛ける信越化学工業は0.76%安でした。